支払われた配当金の計算方法

投資家は、企業が過去1年間に配当で支払った金額を知りたいと思うかもしれません。会社がこの情報を直接開示していない場合でも、投資家が会社の損益計算書とその開始および終了の貸借対照表にアクセスできれば、金額を導き出すことができます。これらのレポートが利用可能な場合、支払われる配当の計算は次のとおりです。

  1. 最初の貸借対照表の利益剰余金の数値から、最後の貸借対照表の利益剰余金の数値を引きます。この計算により、レポート期間内のアクティビティから得られた利益剰余金の純変動が明らかになります。

  2. 損益計算書の下部に移動し、純利益の数値を抽出します。

  3. 損益計算書の純利益の数値が最初の計算からの利益剰余金の純変動と一致する場合、その期間中に配当は発行されませんでした。利益剰余金の純変動が純利益の数値よりも小さい場合、差額は期間中に支払われた配当額です。

たとえば、ある企業は、利益剰余金の開始が500,000ドル、利益剰余金の終了が600,000ドルであると報告しているため、期間中の利益剰余金の純変動は100,000ドルでした。この年の間に、同社は18万ドルの純利益も報告しました。配当金の支払いがない場合、180,000ドル全体が利益剰余金に振り替えられるはずです。ただし、利益剰余金は10万ドルの残余増加しかなかったため、80,000ドルの差額が配当として投資家に支払われたに違いありません。

配当金の導出額を発行済株式数(貸借対照表に記載)で除算することにより、概念をさらに洗練させることができます。その結果、1株当たりの配当金が支払われます。